食品・薬品・医療機器用温度センサ

TEMPERATURE SENSORS FOR FOODS & MEDICAL APPLICATION

食品・薬品・医療機器等の製品は人間の健康や生命に直接かかわるものがほとんどであるため、食品衛生法や薬事法等でその品質は「清潔で衛生的であること」と厳しく規定されています。特に最近はHACCP やGMP といった国際的な規制の動きも多く、温度計測の重要度は増大しています。
　これらの製造過程に用いられる温度センサは当然のごとく、異物や微生物的清浄状態を維持できる設計、すなわち「サニタリー設計」であることが必須条件になります。
　弊社のサニタリー仕様温度センサは、これらの条件を十分に考慮し設計された高品質の製品ですので安心してご使用いただけます。また、医療機器用途に最適な、微細箇所の温度を、高精度・高速対応で測定可能な温度センサを提供いたします。

ヒーター with サーモカップル（メタルシース形）

MIケーブル製作の技術を応用し、MIケーブル内にヒーターと熱電対を配した製品です。シース材はステンレス系・インコネル系から選定可能で、様々な特長を備えています。

特長

• １．優れた機械的強度

• ２．耐腐食性に強い

• ３．長寿命

• ４．優れた耐圧性

• ５．ケーブル形と比べて高温に対応

基本モデル

〈用途例〉メタルシース形液位計

ヒーターに通電することにより発熱します。測温接点位置が、水等の放熱が良い場合は、ヒーターの熱による熱電対出力は発生せず、気体の場合は発生します。液体と気体の放熱差（熱容量差）を利用した液位計です。

ヒーター with サーモカップル（ケーブル形）

ステンレス製保護管内にヒーターと熱電対を配し、ケーブル形の特性を活かした、優れた対応力を持つ製品です。熱電対導線はビニール系、テフロン系、シリコン系から選択可能です。

特長

• １．耐腐食性に強い

• ２．優れた耐薬品性

• ３．柔軟で施工しやすい

• ４．長尺ものも製造可能

基本モデル

〈用途例〉ケーブル形液位計

ヒーターに通電することにより発熱します。熱電対導線の測温接点位置が、水等の放熱が良い場合は、ヒーターの熱による熱電対出力は発生せず、気体の場合は発生します。液体と気体の放熱差（熱容量差）を利用した液位計です。

ポリイミドコーティング付き熱電対

超極細のコーティング付き熱電対です。感温部が細く露出していますので気体温度や表面温度測定に最適です。

測温部保護チューブ付き

超極細のコーティング付き熱電対です。感温部に保護チューブを付けております。

サニタリー仕様温度センサ

シース測温抵抗体

シース熱電対

接液部はすべて#320 〜#400 バフ仕上げ（電解研磨も可能）

特殊設計品

高速応答サニタリ白金測温抵抗体

3-A及びPMOの規格に規定された応答速度を満足する、殺菌機に使用可能なサニタリ白金測温抵抗体です。規定された応答速度は恒温槽の設定温度の11℃下から4℃下までの到達時間がSTLR（ダイバート記録）で5 秒、表示温度であれば4秒以下でなければなりません。本製品はこの規定はもちろん、サニタリ用として設計され食品、添加物等の規格基準を満たした材料を使用しています。

配管直付サニタリ白金測温抵抗体

特殊な形状のハウジング・ヘルールを用い、配管に無駄な隙間無く温度センサを取り付けるタイプの製品です。本製品はサニタリ用として設計され食品、添加物等の規格基準を満たした材料を使用しています。

※その他、ここに紹介していない製品も製作可能です。各営業拠点にご相談下さい。

カタログ

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特殊仕様製品

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